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【zak女の雄叫び】令和の「性教育」 (1/2ページ)

 思春期を迎えた男子を持つ母親同士、井戸端会議でたびたび話題となるのが「性教育」だ。娘であれば自分の経験を踏まえ、いろいろ話してあげられるけど、息子たちには何をどう伝えてやればいいのやら…。

 正しい知識を身につけた上で恋愛経験を積んでほしいし、性犯罪の加害者にも被害者にもなってほしくない。男親である夫たちを頼りにしたいところだが「そんなもん、公園に落ちてるエロ本で勝手に覚えるもんだ」と言い放つパパ友がいた。昭和かよ!

 コンビニからも排除されつつある成人誌より過激な画像がネットにあふれているから、母たちは不安になるのだ。そうした子育て世代のニーズに応えるように、性教育に関する書籍の出版が相次いでいる。

 お勧めの一冊を紹介したい。若年層への性教育を続けている産婦人科医、高橋幸子さんの新刊『サッコ先生と! からだこころ研究所 小学生と考える「性ってなに?」』だ。親子では話しづらい「性」の話を、科学的な視点から、前向きな語り口で紹介している。

 「子供たちの性被害を防ぎたい」と願う高橋さんは冒頭で、「水着で隠れる場所」と「唇」を「プライベートゾーン」だと示した。〈「ほかのだれかのものではなく、あなただけの」とっても大切な場所〉〈あなた以外の人に勝手にさわらせてはいけません〉。高橋さんは本の中でこのことを繰り返し強調している。