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【唾液とAI解析でがん超早期発見】現代医療では大腸がんで死んではいけない! 唾液検査で定期的にチェック、記念日に「検査」も (1/3ページ)

 「昨年、唾液検査を受けた70代の男性がいました。男性の唾液検査の結果は高リスク。その後の精密検査で進行大腸がんステージIが見つかりました。妻に連れられ一緒に検査に来て、妻は異常なしだったので、男性はちょっと嫌な表情をされていましたけど」

 唾液検査を推進する先進企業「サリバテック」(山形県鶴岡市)の砂村眞琴代表はそう話す。

 男性は、大学病院で手術支援ロボット・ダヴィンチにより大腸がんを切除した。唾液検査でがんの疑いを指摘されたときこそ、嫌な気分になったかもしれないが、手術後には「早期発見で早期治療できてよかった」と安堵(あんど)していたそうだ。

 砂村代表は少なくとも3つの顔を持っている。企業の代表、研究者、そして医師。医師としては現在、大泉中央クリニック(東京都練馬区)で院長を務め、患者の診察・治療も行っている。

 唾液検査(自由診療)は2017年から各地の医療機関などで導入されているが、同クリニックでも積極的に実施され、19年の検査数は209人に上った。

 「209人の中にはがんのリスクが高いと判定された人は14人いて、大腸がんのリスクの高い人は11人。うち8人が大腸内視鏡検査を受け、4人に何かしらの病変が認められ、早期大腸がんや前がん病変で切除できた人もいました」(砂村代表)

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