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【Youtuberスーツの旅行記】スピードダウンが売り? JR九州の新型船「クイーンビートル」に乗船 (1/2ページ)

 JR九州グループのJR九州高速船は、博多から韓国の釜山へ、JRで唯一の国際線、ビートルを運航しています(現在はコロナの影響で運休中)。その船が近く新しくなる予定です。すでに新型高速船「クイーンビートル」は完成していますが、国際航路に就航できる見通しは立っていません。この試乗会にお呼びいただき、旅のスタイルを考える良いきっかけとなりましたので共有いたします。

 この船はトリマランと呼ばれ、水の抵抗を最小限にする特殊な形をしています。そしてスクリューではなく、水を噴き出して前進する方式、ウォータージェット推進器を採用しています。

 博多から釜山へは現行(ただし運休中)のビートルで約3時間でした。それが新型船になると30分ほど余計にかかるのだそうです。新しい乗り物は前よりも速く走りそうですが、遅くなるのでは魅力が減ってしまうのではと思っていました。ところが、乗ってみると全くそんなことは無かったのです。

 従来の高速船は「ジェットフォイル」と呼ばれる、ボーイング社の製造したものでしたが、これは海の上を飛んでいくように進み、その速度も80km/h以上と大変速いので、万一の事態のためにシートベルトを着けなければいけませんでした。ですから、外の風を浴びることはできないですし、船内の移動もトイレぐらいで、窓側の人はまだ良いかもしれませんが、中央席の人は船旅を楽しむことなど到底できないような、3時間を過ごすにはすこし窮屈な乗り物だったわけです。

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