記事詳細

【マンガ探偵局がゆく】丑年にちなんだ西部劇マンガ『黒い野牛』 忍者がアメリカ先住民のリーダーに!? (1/2ページ)

 本年も当探偵局をどうそご贔屓くださいますようお願いします。

 さて、年明け最初の依頼は、探偵局長のSNSに知人から届いたものだ。ちょっとイレギュラーになるが、丑年にぴったりの内容だったので取り上げることにした。

 「連載は毎回読んでます。編集部に依頼状を送ってもいいのですが、SNSに送ります。小学校4、5年ころに『少年マガジン』で読んだライフルが得意なガンマンが出てくる西部劇マンガを探してください。残念ながら細かなことは覚えていません」 (大阪のS野・68歳)

 

 年齢から推定すると、1961~62年の作品だろう。マガジンは創刊当時の中綴じの週刊誌スタイルから、薄い平綴じスタイルに変わって、『ちかいの魔球』や『チャンピオン太』などのマンガのページが増えていた時期だ。当時の目次で西部劇マンガを探していくと、堀江卓の『黒い野牛』にぶつかった。

 61年の35号から52号まで、21回にわたって連載された作品だ。

 舞台は開拓時代のアメリカ西部。主人公は忍者の甲賀小五郎。胸に野牛の彫り物があり、必殺技はライフル銃の真空回転うち。秒を刻む連続打ちで相手を倒すという秘術だ。

 伊賀者と戦う小五郎の前に、忍者に変装したアメリカ先住民・ゼミナール族の勇士・バーナが現れた。彼は、小五郎をアメリカに連れ帰るために日本に来たというのだった。

関連ニュース