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【食と健康 ホントの話】ラクトフェリンでコロナ対策 マスクなどの感染予防に加え摂取を (1/3ページ)

 年が明けてなお、ますます感染拡大している新型コロナウイルス。政府は、2月下旬からワクチン接種が開始できるよう準備を進めている。しかしワクチンや治療薬がない現在、3密回避、手洗い、マスク等での感染予防をこれまで同様に心掛け、食事、運動、睡眠といった生活習慣を保つことで、免疫系のバランスを保つことが求められる。

 しかし、それでは限界があると、ラクトフェリンの摂取を推奨しているのが、女子栄養大学副学長で同大学栄養科学研究所所長の香川靖雄教授だ。

 ラクトフェリンは母乳に含まれ乳児の感染症を幅広く予防するタンパク質だ。成人では涙や汗、唾液等の外分泌液中に含まれている。

 国立栄養研究所は「現時点で、新型コロナウイルス感染症に対する予防効果が確認された食品・素材の情報は見当たりません」。消費者庁も同様のコメントである。

 しかし同研究所はこのようにも述べている。「いくつかの食品・素材においては、新型コロナウイルス感染症に対する予防効果が検討されていますが、現時点ではいずれも予備的な検討であり、科学的根拠を示すまでには至っていません」

 香川教授は、「この感染が始まったのが1年前ですから、論文がないのは当然です」と話す。

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