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【大崎裕史 麺喰いにつき】キャッチコピーは「比類なき無化調らーめん」 バルがランチに活路 東京・恵比寿「SAMAR」 (2/2ページ)

 スープはさらさらの清湯塩味。生ハムのだしをベースにカツオ、イワシ、豚ひき肉、手羽先、ポルチーニ茸、香味野菜のスープ。調味はハーブと3種の塩。生ハムの塩味とのことで「中華そば八五」(東銀座)風かと思いきやそうでもない。かといってよくあるタイプではなく、洋風テイストの複雑で面白い味わい。魚バルなのでもっと魚系なのかと思いきやいい方向で裏切られた。

 麺は「希須林」(赤坂、青山、軽井沢にある担々麺が人気の中華料理店)監修のストレート中細タイプ。出身者がいるのかと聞いたら「知り合い」とかなんとか。デュラムセモリナ粉ブレンドでパスタ風でコシのある食感。なかなかいい麺で好相性。

 途中別皿のタプナードを溶かして味変。簡単に言うと洋風味噌なので、味噌風ラーメンに変身。楽しく2度おいしい。おかげで完飲。「特製白しょうゆラーメン」も気になる。帰りは会社まで歩いて帰った。15分くらいだからちょうどいい運動になった。

 ■ラーメン耳寄り情報

 SAMAR(さまる、東京・恵比寿) 昨年12月21日オープン。コロナ禍に増えている飲食業のランチ需要対策。他とはひと味違ったセンスが素晴らしい!

 ■大崎裕史(おおさき・ひろし) 自称「日本一ラーメンを食べた男」。2019年6月現在で1万2500軒、2万5500杯のラーメンを食破。株式会社ラーメンデータバンク代表取締役、日本ラーメン協会理事。Webおよび携帯の「ラーメンバンク」を運営している。

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