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【コロナ再襲来から命を守る鉄則】コロナなどでの重症化を防ぐ基礎疾患の治療 何でも相談できる“かかりつけ医”を持ち、定期的な受診を (1/3ページ)

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、緊急事態宣言が全国に拡大、自宅療養中に感染者が急変して助からないケースも出てきた。いま救急医療の現場はどうなっているのか。東京都済生会中央病院救命救急センター長、院長補佐の関根和彦医師に聞いた。

 「医療現場は崩壊寸前です。コロナ診療には普通の3~4倍の人手がかかります。人員をそちらに移すと、各病院の限られたマンパワーでは、当然“非コロナ診療”の質と量も保てなくなるでしょう。実際、当院にも通常ではありえない遠方から重症者が救急搬送されるようになっています」

 昨年と比べると-。

 「第1波でも救急搬送される重症患者さんの中にコロナ感染者がしばしば含まれていて、重症呼吸不全に対するECMO(体外式膜型人工肺)による治療対応がたびたびありました。第2波以降では薬剤の治療効果が得られるようになり、ECMOの使用頻度は減っていたのですが、ここ最近の急増で使用頻度が第1波に近づきつつあります」

 3密を避け、手洗いの励行、マスク着用など感染予防対策の基本が広く浸透しても、感染者は後を絶たない。容態の急変など重症化を避けるための手だてはないのか。

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