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【中国のコロナ戦争 漢方作戦とその実態】コロナ対策でIT駆使、動きが果敢だった台湾 中国からの入国拒否は世界で1番早く、マスクは誰でも確保可能に (1/2ページ)

 日本のコロナ対策は「自粛(感染拡大防止)か経済か」と、2つの対立軸で語られてきた。GoToトラベルキャンペーンの実施、停止がその象徴である。

 だが、感染拡大を止められず、経済も守れなかったという現実があるのに、相も変わらず「密閉、密集、密接の3密を避けよ」と呼びかけ、「医療崩壊が始まる」と国民を脅すばかりだ。

 これでは100年前の1918年秋に始まり1920年春に終息したスペイン風邪の時代と比べ、対策が少しも変わっていないことになる。

 当時は現在よりはるかに医学医療レベルが低く、情報通信も劣っていたはずだ。何より感染症の原因がわからなかった。

 ところが、当時の日本政府は「マスクの着用」「手洗いとうがいの励行」「人ごみの回避」などを、繰り返し訴えていたのだから実にすごいことだ。

 100年経った現在も、進歩がないまま同じ言葉を繰り返しているのだから呆れてしまう。

 ところが、台湾に目を向けると、日本とはまったく違った光景が見えてくる。

 台湾のIT担当閣僚を務める唐鳳(オードリー・タン)氏が様々な場で「台湾はロックダウンをせずに新型コロナと闘った。迅速、公正、楽しさを3本柱にして社会革新に挑んだ」と語っているように動きが果敢だった。

 2020年元日には中国・武漢から到着する飛行機の乗客の健康確認を始め、中国からの入国拒否も世界で1番早かった。マスク騒動が起きないように、IT情報を駆使して誰でもマスクを確保できるようにする一方で、政府がマスク生産ラインを確保、マスクメーカーに貸与した等々のことだ。

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