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【マンガ探偵局がゆく】モンキー・パンチの股旅物 週刊サンケイに14年間連載の『一宿一飯』 (1/2ページ)

 今回は2019年春に亡くなったマンガ家モンキー・パンチに関する調査依頼。

 「探してほしいのは、父親が読んでいた週刊誌に載っていたモンキー・パンチさんのマンガです。中学時代、テレビアニメの『ルパン三世』がクラスで大人気だったころ。雑誌に載っていたのは『木枯し紋次郎』みたいな格好をしたキャラが出てくる短編マンガでした。ただ、『ルパン三世』のコミック版もでしたが、中学生にはちょっと取っ付きにくい内容でした。ところが最近、古い『ルパン三世』のコミックを読み直したら、おもしろいのです。クールでスピード感があってハードボイルドでおしゃれ。そこで、あのマンガも読んでみたくなったのです。単行本などはありますか?」(57歳・会社員)

 依頼人の中学のクラスで『ルパン三世』に人気があったということは、テレビアニメ版第2期がはじまった1977年以降だろう。

 71年から1年続いた第1期は原作に近い大人向け路線だったが、視聴率的にふるわず、途中で子供向けに路線変更するなどした。しかし、放送終了後に地方局などで再放送され、じわじわとファンを増やした。

 第2期は、はじめから子供ファンを意識して制作され、人気が爆発。78年に公開された劇場版長編アニメ『ルパン三世』(のちに「ルパンvs複製人間」の副題がついた)も大ヒットした。

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