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【マンガ探偵局がゆく】連載後に消えたマンガ家・山川大助さんを探して! SFアクション『エムエム三太』描いた作者の正体は? (1/2ページ)

 今回は消えたマンガ家探しだ。

 「山川大助さんというマンガ家を探してください。小学4年のころだと思います。『週刊少年サンデー』で『エムエム三太』というSFアクションマンガを連載されていました。絵は、『サンデー』に連載されて大好きだった『サブマリン707』の小沢さとるさんに似ていました。その後、小沢さんが『少年マガジン』で『エムエム三太』を描いたので、もしかしたら、お弟子さんだったのかもしれません。その後どうされているのかが気になります」(64歳・嘱託公務員)

 『週刊少年サンデー』1965年5号から15号に連載された『エムエム三太』は不死身の体と超能力を持つ少年・牧村三太が、彼を狙う「ウルフ結社」とバトルを繰り広げる超能力アクションだ。ミラクルとマイティのMをあわせてエムエム三太。彼が操縦する小型ヘリコプター・エムエムマシンなどのメカに惹かれた小学生男子も多かった。

 作者は山川大助というマンガ家で、依頼人同様に小学生だった探偵長のまわりでも「山川大助って何者?」と騒がれた。しかし、連載は4カ月足らずで終了。山川の名もいつの間にか忘れられてしまった。

 種明かしをすると、山川大助は小沢さとるの別ペンネームだ。同時期、小沢は『少年サンデー』で『サブマリン707』の第3部「ジェット海流の巻」を連載中だったため、新連載の『エムエム三太』にはあえて別ペンネームを使ったのだ。珍しいケースだが、1人のマンガ家が何本も連載を持っていた1960年代にはたまにあった。

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