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【中原英臣 あの医療情報ウソ?ホント!】コロナで注目「ハッピー・ハイポキシア」 低酸素血症でも呼吸困難の症状出ず (1/2ページ)

 新型コロナウイルスの流行が急速に拡大するなか、本来なら入院すべきところなのに病床が空いていないために自宅療養中だった患者さんの容体が急変して自宅で亡くなるというケースが増えはじめています。

 1月6日には横浜市で自宅待機中だった一人暮らしの60代の男性が亡くなっているのが見つかりました。この男性は3日に新型コロナウイルスの感染が確認され自宅療養中でしたが、その後、家を訪ねた親族によって死亡が発見されました。

 こうした患者さんについて、最近、注目されているのが「ハッピー・ハイポキシア」という症状です。ハッピー・ハイポキシアは医学的には「サイレント・ハイポキシア」と呼ばれ日本語では「沈黙の低酸素血症」と訳されています。

 血液中の酸素濃度が低下すると低酸素血症になります。その状態が進むと呼吸不全となり、普通なら息切れなどの呼吸困難が起きます。しかし、新型コロナウイルス感染症では低酸素血症になっても呼吸困難にならずに重症化して急死することがあります。

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