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【脳梗塞 徹底予防と最新治療】脳梗塞治療は「時間との勝負」 見逃せない「3つのサイン」 (1/3ページ)

 新型コロナウイルス感染症では、血栓が生じるといわれる。コロナに感染しなくても、今の時期、屋内外の気温差による血圧の乱高下で脳梗塞を起こしやすい。“病院崩壊”の危機が心配される中、脳梗塞を防ぐためにどうすればいいのか。最新治療や予防法などについて専門医に話を聞いた。

 

 お笑いコンビ、爆笑問題の田中裕二(56)が1月20日、自宅で頭痛を訴え、救急搬送された。くも膜下出血と脳梗塞と診断されたが、幸い迅速な対応と治療で、同27日に退院している。

 脳梗塞に陥ると、脳の血管が血栓で詰まって血流が止まり、脳の神経細胞が死滅して命に関わるのは周知のこと。2005年に登場した血栓を溶かす「血栓溶解療法(t-PA)」に加え、15年からは血管に細い管のカテーテルを入れて血管を広げる、あるいは、血栓を吸引して回収する「血管内治療」の併用療法が推奨されている。その結果、助かる命は増えた。

 「t-PAは発症から4~5時間以内の使用に限られるため、24時間以内に行える血管内治療を併用すると効果的です。後遺症もなく退院する方もかなり増えました」

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