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【脳梗塞 徹底予防と最新治療】2センチ超の血栓が心臓から飛ぶ「心原性脳塞栓症」 日頃から脈を測る習慣を (2/3ページ)

 心房細動の代表的な自覚症状は、動悸、息切れ、めまい、倦怠感。心房の拍動が乱れても、心室(心臓の左右下部)の拍動は維持されているため、動悸などに気づかないことがあるそうだ。

 また、いずれの症状も、加齢や運動不足などでも生じるため見過ごされることがある。一方、健診で発見されにくいのは、心房細動の発症の仕方に関係している。

 「心房細動の初期段階は、発作性といって、症状が一過性で治まります。症状がないときに健診の心電図検査を受けても、異常が見つからないのです。発作性を放置していると、慢性化して症状が続くようになり、健診で発見されやすくなります」

 「心房細動」と診断されたら、血栓を防ぐための抗凝固薬(5種類のいずれか)や抗不整脈薬による「薬物療法」、もしくは、血管に細い管(カテーテル)を通し、乱れた電気信号が心房に伝わらないようにする「カテーテル・アブレーション治療」が行われる。これらの治療で心原性脳塞栓症を防ぐことは可能だ。しかし、そもそも心房細動を見逃さないことが重要になる。

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