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【脳梗塞 徹底予防と最新治療】2センチ超の血栓が心臓から飛ぶ「心原性脳塞栓症」 日頃から脈を測る習慣を (3/3ページ)

 「日頃から脈を測る習慣(別項参照)を持ちましょう。血圧測定と一緒に毎日定期的に測定し、異常があったときにはすぐにかかりつけ医に相談してください」

 異変があればコロナ禍でも臆せず受診するべきだ。次回は心房細動の予防について紹介する。(取材・安達純子)

 ■毎日脈を測ろう

 □朝晩、毎日同じ時間帯に、血圧測定器で血圧と脈を測定し、記録する(脈拍を 測れるデバイスを使ってもOK)

 □血圧測定器がない人は、親指のつけ根の手首に、もう片方の手の人さし指、中 指、薬指を当てて、1分間の脈の回数を数える

 □70回前後など、安定していた脈拍が急に90台になるなど速くなったら、か かりつけ医に相談する

 □定期健康診断も欠かさないようにする。ただし、心電図検査で異常がないから と安心しない

 □生活の中で、急に動悸がしたら脈を測り、異常な数値があったらかかりつけ医 に相談を

 ■山下武志(やました・たけし) 心臓血管研究所付属病院所長。1961年生まれ。86年東京大学医学部卒。東京大学医学部附属病院や大阪大学などを経て、2011年心臓血管研究所所長兼付属病院長。14年から現職。専門分野は不整脈と心臓電気生理学。心房細動の診断治療のオピニオンリーダーとして、国内の医療を牽引する。

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