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【ベストセラー健康法】現役医師1700人に聞いた“いい病院”の選び方 「同業者だからわかること」に着目した1冊 (1/2ページ)

 「いい病院」とはどんな病院のことなのか。症例数の多さはもちろん重要だが、それ以外にも指標はあるはずだ。そこには「同業者だからわかること」もあるだろう。今回はそこに着目して、この1冊を紹介する。

 

 毎年この時期に発行される『手術数でわかるいい病院』(朝日新聞出版刊)。その2021年版は、厚労省が発表した全国3696の病院を対象とした「手術数総覧」に加えて、編集部が4000を超える病院に対して行った独自のアンケート結果を加えてまとめている。

 がん、心臓病、脳血管疾患、骨や関節の障害、そして眼科疾患など、各診療科ごとの主要な手術の件数を、「全国」と「地域」ごとに一覧で紹介。医療の質を測るうえで“数”は重要な指標であることは事実だ。まずはこの数字で病院の基本戦力を抑えておきたい。

 そのうえでこのムックのもう一つのウリである巻頭の読み物にも目を向けよう。

 「光免疫治療法が叶える新しいがん治療」「新型コロナ下でのがん治療」「どうする? 70代、80代のがん治療」などの特集が並ぶ中、ここでは「医師の考える『いい病院』」という記事に注目したい。

 1734人の現役医師にアンケートを実施し、「いい病院」と呼ぶ基準を聞いている。

 結果は「医師の技量の高さ」「他科や多職種との連携」など、別表の通り。患者の立場から見ても納得できる回答が並ぶが、誌上で紹介される医師の具体的なコメントは、さらに医療消費者にとって役立つ。

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