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【中原英臣 あの医療情報ウソ?ホント!】日本人の死因、老衰が3位に 背景に100歳以上の高齢者増加 (1/2ページ)

 2019年における日本人の死因をみるとトップはがん、2位が心筋梗塞で、3位に老衰となっています。17年にはがん、心筋梗塞、脳溢血の順でしたが、18年から老衰が脳溢血を抜いて3位になったのです。

 世界保健機関(WHO)も厚生労働省が死因として認定している老衰は、医学的には加齢による老化に伴って個体を形成する細胞や組織の能力が低下して、恒常性の維持ができなくなることです。

 老衰によって生命活動が終わることを「老衰死」と呼び、死亡診断書には「老衰」と記載されます。1947年には約7万8000人だった老衰による死亡者は2000年には約2万1000人まで減少しました。

 ところが、21世紀に入ると老衰による死亡が増えはじめ、18年に10万9000人で3位となります。そして、19年には1万人以上増え12万2000人になり、2年続けて死因の3位にランクされたわけです。

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