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【松浦達也 肉道場入門!】お腹がふくれてしまう巨大な鶏天! JR京都駅ホームの「鶏天うどん・そば」 (1/2ページ)

 ★絶品必食編

 「駅そば」「駅うどん」は日本における最上のファストフードであることに疑いの余地はない。「早い」「安い」にかけては、抜きん出た安定感だが、弱点もある。

 「肉」が不足するのだ。

 京都駅の在来線、滋賀方面の2・3番線ホームに「鶏天うどん・そば」の大きな看板がある。京都訪問時には前後に食べる仕事が入っていて長くこらえていたが、先日つい券売機に1000円札を流し込んでしまった。店内に、ほのかに漂う昆布と鰹節の香り。関東の路麺店とは醤油の香りが違う。

 そう。関西はそばを出す店であっても、つゆは関西仕立てだ。色が濃く、味に厚みのある濃口醤油ではなく、淡い色で塩気の澄んだ薄口醤油のつゆの香りが店内に漂う。

 待つことしばし、カウンター向こうのお姉さんが「お待ちどうさま」と差し出してくれた丼の中には巨大な鶏天が3つ。店頭の看板ではすき間から、下のうどんが見えていたが、とり天が巨大すぎてうどんは、チラ見えする程度。

 それでも澄んだつゆ、斜めに切った青ねぎ、そしてかすかに見えるうどんが、駅のホームにも関わらず「京都」を存分に主張する。

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