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【大崎裕史 麺喰いにつき】「淡口豚骨」で原点回帰! 「ソラノイログループ」に新店 (2/2ページ)

 さて、前置きが長くなったが、味の方は博多とも久留米とも佐賀とも違う豚骨ラーメン。かといって、豚骨清湯でもない。清湯と白湯の中間くらい。まさに「淡口」豚骨だ。ありそうでなかった豚骨ラーメン。そして、これが実においしい。豚骨臭もなく、やさしい豚骨。でもしっかりうま味もある。「こう来たか~」と思いながらスープを飲み干したら『祈願 皆様の健康』という文字が…。泣けるじゃないか!

 「淡口豚骨」という言葉、はやるかもしれない。この日は未発売だった「濃厚豚骨」も楽しみである。

 ■ラーメン耳寄り情報

 空ノ色(JR・都電・地下鉄王子駅) 今年3月17日オープン。麹町にある人気店「ソラノイロ」グループの新店。初めての漢字表記は「一風堂」修業時代に学んだ豚骨と向き合うための原点回帰。しかし修業先とは違った「淡口豚骨」という新機軸で登場。これが実においしい。

 ■大崎裕史(おおさき・ひろし) 自称「日本一ラーメンを食べた男」。2020年12月現在で1万3000軒、2万6500杯のラーメンを食破。株式会社ラーメンデータバンク代表取締役、日本ラーメン協会理事。Webおよび携帯の「ラーメンバンク」を運営している。

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