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【ベストセラー健康法】7人の医師に取材した「本来あるべき感染対策」 『コロナ自粛の大罪』 (1/2ページ)

 2度目の緊急事態宣言が開けたとはいえ、いつまた3度目の宣言が出るのか、多くの人は怯えながら暮らしている。長く我慢を強いられてきた国民が、ストレスのない生活を手にするのはまだ先のようだ。本当にそれでいいのか。その真相に迫る1冊を紹介しよう。

 その名も『コロナ自粛の大罪』(宝島社新書)。著者は雑誌や著作で医療を中心に健筆をふるうジャーナリストの鳥集徹(とりだまり・とおる)氏。いわゆるコロナ禍を背景に、日常生活に重い制限を背負わされている現状に疑問の目を向け、7人の医師へのインタビューから「本来あるべきコロナ対策とは何か-」を問いかける。

 本書を著した理由を著者はこう語る。

 「新型コロナの発生から1年以上が過ぎた。日本を含むアジアでは、このウイルスが季節性インフルエンザと比べてもそれほどリスクは高くないことがわかっています。なのにテレビは不安を煽るような報道ばかりを続け、政府や知事たち、専門家や医師会が過剰な自粛を国民に求め続けている。そこに危機感を持ったのです」

 たしかにテレビでは連日、新規陽性者数と死亡者数を示し、グラフの数字が上がれば「危険だ」と声を上げ、下がれば「また来るぞ」と引き締めにかかることの繰り返し。結果として視聴者は“専門家”の発言に従って自粛生活を続けることになる。緊張の糸は張り詰めたまま、疲労だけが蓄積していく。

 著者は、本当にこうした警戒が必要なのか-と疑問を投げかける。死者が出ているのは事実だが、その数は「驚くほど」というレベルではなく、毎年流行するインフルエンザのそれと変わらない。しかも日本では19歳以下での死亡者はゼロ。なのに一律で外出規制をかけたため、ひずみが生じているのだ。

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