記事詳細

【松浦達也 肉道場入門!】ていねいな仕事でリーズナブルな焼き鳥 神楽坂「焼鳥 山香」 (1/2ページ)

★絶品必食編

 東京・神楽坂の「焼鳥 山香(さんか)」。土佐備長炭で、土佐ジローやはちきん地鶏など主に高知県産の地鶏を様々な串に仕立てて焼き上げる、焼き鳥店だ。

 オープンはちょうど1年前。2020年4月1日。最初の緊急事態宣言が発出されるタイミングで、開店3日後から休業を余儀なくされた。

 4月中旬からテイクアウトや弁当に舵を切り直し、営業を再開したものの、当初思い描いた新規開店とはずいぶん違う形になったはずだ。

 それでも神楽坂という地域に根を張り、1年間、焼き台の前に立ち続けた。

 もともと高知県出身の店主は、上野・湯島の名店「鳥恵」で腕を磨いた後、高知を中心に炭や鶏、塩などの生産者を丹念に巡り、周到な準備を経て開店へとこぎつけた。

 落ち着いた内装と接客は、接待、デートなどのシーンでも使い勝手よく、しかもあくまで焼き鳥店であることを忘れない値付け(「焼鳥コース」は4000円から。16品の「山香コース」5300円)だから“ふだん使い”さえも視野に入る。

 アラカルトの焼き鳥メニューも20以上を数え、土佐の地鶏のほか、会津地鶏、黒さつま鶏に大山どりなどが入荷する日も。

関連ニュース