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【銭湯 湯悠散歩】“水の宝石 軟水風呂”でお肌スベスベ 東京・千歳烏山「増穂湯」

 京王線千歳烏山駅南口から徒歩2分の住宅街にある。ここに開業したのは1954(昭和29)年。現在は2代目の出口忠人さんと妻の弥生さんが同湯を守っている。床も浴室も隅から隅までピカピカで、掃除が行き届いていて気持ちがいい。

 自慢は地下110メートルの井戸からくみ上げた水を使った軟水風呂。89年に軟水機を導入し、4つのタンクで水を濾過(ろか)し軟水を作っている。軟水でpH値8.6のアルカリイオン水を沸かした湯は、からだを洗うと泡立ちがよく、毛穴につまった汚れがとれ、湯上りの肌はスベスベに。ひげをそった後もつっぱらないと大好評。

 “水の宝石 軟水風呂”とあるが、看板に偽りはない。湯温は約42℃。バイブラやジェット風呂、サウナもある。湯上りにはソファでくつろげる。

 「銭湯にはデイサービスのような役割があると思います。からだが温まり会話がうまれ友達もできる。高齢者が心身ともに健康になれる場所として、体が動く限り銭湯業を続けたいと思っています」と、出口さん。

 ■東京都世田谷区南烏山5の21の15。03・3300・2664。営業14・45~22・15。金休。料金470円、サウナ別途200円。

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