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【今から始めよう!70代まで働く健康術】心筋梗塞、脳梗塞などのリスク高める「食後高血糖」…運動習慣を増やして解消! ゴムチューブ体操&1日30分の有酸素運動 (4/4ページ)

 「糖尿病の患者さんは65歳以上が7割超を占めます。年をとると他に複数の病気を抱えていることが珍しくなく、治療が難しくなります。そうなる前に、若い頃から食後高血糖予防に取り組み、いつまでも元気に過ごしていただきたいと思います」

 さあ、今日から食後高血糖を撃退しよう!(安達純子)

 ■鈴木亮(すずき・りょう) 東京医科大学糖尿病・代謝・内分泌内科学分野主任教授。1996年、東京大学医学部卒。ハーバード大学ジョスリン糖尿病センター留学、東京大学講師を経て、東京医科大学病院へ入職。2020年から現職。高齢者糖尿病の診療の質の向上、糖尿病の合併症克服などに尽力している。

 ■鈴木教授伝授 食後高血糖予防のコツ 

 □1日3食、適量を食べる。食べ過ぎない

 □ベジファースト(野菜や根菜などの食物繊維を含むサラダを最初に食べる)

 □ゆっくり時間をかけて食べる

 □ご飯などの炭水化物は、食事の最後の〆に

 □無糖でない清涼飲料水やドリンク剤、アイスなどの間食は極力控える

 □1日30分のウオーキングなど有酸素運動を行う

 □スクワットなどのレジスタンス運動を習慣化する

 □食後に身体を動かすことを意識する

 ■糖尿病の合併症と関係の深い病気  

 □神経障害、目の網膜症、腎症の3大合併症

 □動脈硬化に伴う脳梗塞、狭心症・心筋梗塞といった大血管病

 □免疫の低下に伴い重症化する肺炎などの感染症、細菌感染に伴う足の壊疽(え そ)

 □大腸がんや膵臓がんなどのがん

 □アルツハイマー病などの認知症

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