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【S列車で行こう シルバーマル“得”ぶらり歩き】眺めはオランダ風「浮間公園」 江戸時代は渡船場、気持ちいい散歩道

 4月、テレビを見ていたら都立浮間公園のチューリップが見頃だという映像が流れた。さっそく出かけることにした。

 シルバーパスを提示して自宅そばの高島平駅から浮間舟渡駅行きのバスに乗る。15分ほどでJR埼京線の浮間舟渡駅に到着。駅前の信号を渡ると都立浮間公園が広がっている。

 ここは板橋区と北区の境界線付近にあたる。周辺に舟渡町という町名があるが、かつて江戸時代には中山道に荒川を渡る橋がなかったので、このあたりから舟で渡ったという名残だ。

 公園で真っ先に目についたのはサクラソウだ。ピンクのかれんな花が満開だった。すぐに大きな池に出る。もともとは荒川の一部だったが、切り離された三日月湖だという。周囲は1130メートル。ちょうどいい散策コースだ。

 その一画に風車広場があり周囲のチューリップがちょうど見頃なのだった。ちょっとオランダっぽい写真スポットとなっている。

 そこから池の裏側まで行くと、高い堤防の上に上る石段があった。上ってみると広大な荒川の河川敷が広がっており、左側には埼京線に加えて東北・上越新幹線も通る鉄橋が見えた。

 再び公園に戻り、池の残りを半周した。途中にあった八重桜もちょうど満開で、実に気持ちのいい散歩コースだった。

 再び駅前に戻り高島平行きのバスに乗り込み、帰宅した。(いくちゃん)

 【都立浮間公園】 東京都板橋区舟渡2、同北区浮間2。1967年に開園。約11万7300平方メートルの敷地の40%を浮間ヶ池が占め、釣り人が絶えない。これからはカキツバタが楽しめ、鳥や昆虫ファンにも見どころが多い。

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