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「ここがおかしい」ワクチン接種 自分のためでなく“社会のために打つ” 医師・ジャーナリスト富家孝氏寄稿 (1/3ページ)

 アメリカではバイデン大統領が、「もう屋外でマスクを外していい」と言ったというのに、日本はいまだに「緊急事態宣言」下にあります。ワクチン接種が進んでいない以上、有効な感染防止策としてのマスクは絶対に必要です。そうして、できる限り外出を控え、他人との接触をやめて、ワクチンを打てる日まで耐える以外に、私たちができることはありません。

 「自粛疲れ」でメンタルまでおかしくなりそうですが、私たちが選んだ政治家が政治をやっているのですから、諦めるしかありません。医者としては、もうこれ以上ほかに何か言うことがあるのでしょうか。

 ともかく、ワクチンが切り札です。ワクチン接種以外、現在、感染拡大防止のための有効な手立てはないのです。

 そこで、あえて言いたいことがあります。マスコミも、国民も、ワクチン接種について勘違いしているということです。

 マスコミは、高齢者優先から、有資格の高齢者に「1日でも早くワクチンを打って安心したい」などというインタビュー映像を流しています。半面、ワクチンの副反応について、世界で報告される事例があると逐一、報道しています。

 こうしたニュースを見ると、ワクチンを1日も早く打ちたいという人間と、安心できる状況になるまで打ちたくないという人間に、国民は二分されてしまいます。ワクチンを打つ、打たないは、個人の自由。それはその通りなのですが、打たないという選択はありえない、と私は考えます。

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