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【今から始めよう!70代まで働く健康術】胃の不調はリモート時の“姿勢の悪さ”が要因!? 猫背、肩や首こり…「胃に悪影響をもたらす姿勢チェック」 (1/2ページ)

 コロナ自粛続きで、たまりにたまったストレスから胃の調子が悪くなることはないだろうか。胃の内視鏡検査で「異常なし」とお墨付きをもらっても、なんだか調子がよくない。そんな不調には、姿勢の悪さが関係していることがある。

 「パソコンやスマートフォンの操作で、前屈みの姿勢を続けていると、首が前に出て肩が内巻になり、胸郭(肋骨や胸骨など)が腹部を圧迫することで、胃もたれ・胃痛などの消化器系の症状を引き起こすのです」

 こう説明するのは「せたがや内科・神経内科クリニック」(東京都世田谷区)の久手堅司(くでけん・つかさ)院長。日本神経学会・神経内科専門医で、骨格の歪(ゆが)みと自律神経や身体不調の関係性を明らかにし、さまざまな症状の患者の診療を行っている。そのひとつに胃の不調がある。

 「内視鏡検査で異常のない『機能性ディスペプシア』と診断され、症状が改善しないという患者さんを触診すると、首や肩こりがひどい人が多い。ご本人は、胃の不調に意識が向いているので、背部(首や肩)の異変には気づかないのです。姿勢を正すだけで、胃の症状がよくなることも珍しいことではありません」

 胃の不調は、胃潰瘍や胃がんなどの胃の病気に関わるため、消化器科でまずは原因を突き止めることが大切。そして、「機能性ディスペプシア」と診断され、薬を服用しても不調が続く一因として、姿勢の悪さがあるという。別項に当てはまる人は、その可能性が高い。次の方法も行ってみよう。

 (1)椅子に座って膝をそろえる。骨盤と膝、足首がそれぞれ90度になるイメージで座る

 (2)両肩の上に両耳が一直線上に位置するイメージで、胸を少し開き、軽くあごをひく

 (3)視線をまっすぐ前に向ける

 「正しい姿勢で座って胃の辺りを軽く押したときに、いつもの不調が軽減されるなら、姿勢を正せば胃の不調よくなります。正しい姿勢を意識しましょう」

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