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【中原英臣 あの医療情報ウソ?ホント!】厳格化する新型コロナ水際対策 日本人が書類不備で入国拒否も…法的根拠のない“超法規的措置” (1/2ページ)

 新型コロナウイルスの水際対策として、4月19日から日本への入国者に求められる出国前の検査証明書が厳格になりました。その結果、海外から帰国した日本人が「コロナ検査証明書」の不備という理由で入国を拒否されるということが起きました。

 厚生労働省によるとと、関西空港ではオランダから到着した男性がプール方式という検査を受けていたことからオランダに送還され、成田空港ではアメリカから到着した女性が検体の採取から出国まで72時間以上たっていたためアメリカに送還されました。

 これまでは書類に不備があるときは検疫所が管理する宿泊施設で待機させていましたが今回は入国を拒否されたのです。しかし、この措置は「超法規的措置」であり、さらに国際法が定めている基本的人権の侵害にもなりかねません。

 入管法では日本人の帰国に必要なのはパスポートかそれに準ずる書類と定められています。さらに日本人の帰国については「確認」であって「許可」ではありませんから、入管当局には日本人の帰国を拒否する権限は原則としてありません。

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