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【中原英臣 あの医療情報ウソ?ホント!】厳格化する新型コロナ水際対策 日本人が書類不備で入国拒否も…法的根拠のない“超法規的措置” (2/2ページ)

 検疫法でも行政に認められているのは日本への上陸拒否までであって入国拒否は認められていません。空港に到着した日本人もコロナ検査が陰性と確認できるまでは上陸を許可しないことは認められますが、入国拒否まで認められているとは思えません。

 世界人権宣言に、すべての人は自国に帰る権利があると書かれているように、日本人が日本に帰る権利は基本的人権です。こうしたことを考えると、日本の管轄圏内である空港に存在している日本人を国外追放することは法的根拠がないようです。

 陽性の日本人がだまして入国しようとしたのならともかく、陰性なのですから空港内でコロナ検査を受けさせることができるのに、いくらコロナ禍だからといっても書類の不備で帰国する権利を奪うのは許されないと思われます。善良な市民である日本人の帰国についてはもう少し慎重にする必要があります。

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