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【ベストセラー健康法】仕組みが不明瞭「新型コロナ後遺症」に警告 『新型コロナ後遺症完全対策マニュアル』(宝島社刊) (1/2ページ)

 東京や大阪では緊急事態宣言が延長されるなど、先の見通しが立たないコロナ禍。しかし、ワクチン接種が進んで、見た目は収束したとしても、この戦いは終わりではない。その先には「後遺症」の問題が横たわっている。多くの新型コロナ後遺症患者を診察する医師が、この後遺症に特化した警告の書で注意を呼び掛ける。

 東京・渋谷のヒラハタクリニックは、いち早く「コロナ後遺症外来」という専門外来を開設した医療機関。今年3月末までに1500人を超える患者を診察している。

 院長の平畑光一医師が、「コロナ後遺症を決して他人事と思わず、正しい知識を身に付けてほしい」との思いで緊急出版したのが、『新型コロナ後遺症完全対策マニュアル』(宝島社刊)である。

 感染しても症状が出ないことや、無症状で終わる場合もある新型コロナ。断片的な情報が独り歩きし、感染そのものを甘く見る人も少なくないが、この病気の恐ろしいのは、後遺症が出たり、繰り返したりすることがある-という点だ。

 しかも、後遺症の症状は多岐にわたり、発症のメカニズムもよく分かっていない。何よりこの後遺症に詳しい医師が少ないため、的確な診断と治療に結び付く可能性が高くないのが実情だ。

 新型コロナ後遺症とは、感染後に回復はするものの、不快な症状が断続的に現われる状態(別項)。発症の仕組みが分かっていないため現状では対症療法が中心となる。

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