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【画期的!アップルウォッチで心臓病予防】日常的な心電図検査で不整脈を発見 アップルウォッチの心電図アプリ (1/3ページ)

 国内では年間推計約6万人以上が脳梗塞で亡くなっている。ある日突然、何の前触れもなく命を落とす、あるいは、重い麻痺が生じる。そんな脳梗塞の原因が心臓にあることが少なくない。危険な心臓の状態を早期に発見しようと、腕時計型端末「アップルウォッチ」による新たな臨床研究が進行中だ。未来の医療を変える画期的な研究として、国内外からの注目度が高い。この研究を行う慶應義塾大学病院循環器内科の木村雄弘専任講師に話を聞いた。

 心臓は規則的に拍動することで、ポンプとして働き全身に血液を送っている。その圧が伝わって動脈が拍動するのが脈だ。

 手首の親指側に、もう片方の人さし指、中指、薬指を当てれば「トントントン」といった規則正しいリズムの脈を感じるだろう。心臓の動くリズムが異常になると、脈も不規則になる。その総称を不整脈と呼ぶ。不整脈を心電図で記録できれば、危険なものかどうかの区別が可能だが、意外に難しい。

 「不整脈を含めた心臓の病気は発作的に起こることがあり、必ずしも健康診断の心電図だけで見つかるわけではありません。病気の早期発見には、心臓が異常なときや、症状があるときの心電図の記録が必要で、1枚の心電図が治療方針を左右することがあります」

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