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【カワノアユミの盛り場より愛を込めて】シンガポールのキャバクラ、時給は高いが…寮費が10万円 生活はカツカツだった

 国内外のキャバクラで働いたライターのカワノアユミが夜の盛り場よりお送りする本連載。今回は、「アジアキャバ嬢の金銭事情」について語ろうと思う。

 連載第4回でアジアの日本人キャバクラの時給について触れたが、時給の高いシンガポールや香港では寮費が10万円近くかかるため生活はカツカツだった。香港では街市と呼ばれる市場で安い食材を買って自炊をしていたし、シンガポールではホーカー(屋台街)で1食300円のヌードルやチキンライスを食べていた。勤務歴の長いキャバ嬢は毎日のように客とランチや同伴やアフターに行き食費を浮かせていた。中には出張で来ている客のホテルを転々と泊まり歩くキャバ嬢もいて、日本なら爆サイで「枕」とたたかれるに違いない…。

 日本のように仕事終わりにキャバ嬢同士で焼き肉なんて夢のまた夢。中でも特に高いのはタバコ代と酒代。香港もシンガポールもタバコは1箱1000円近いし、バーで1杯飲むのも1000円。1度、タバコ代を浮かそうとシンガポールのインド人街で闇タバコを探しに行ったことも…(見つからなかったが)。日本からの出張客の土産はタバコが1番ありがたかった。

 物価の高い国では客に頼りっぱなしのアジアキャバ嬢たち。一方で物価の安い国ではどうか? 次回はタイ、カンボジア、ベトナムの金銭事情について書いていこうと思う。

 ■カワノアユミ 20代を歌舞伎町と海外夜遊びで過ごす元底辺キャバ嬢。現在は国内外の夜の街を取材。著書に、アジア5カ国の日本人キャバクラで9カ月間潜入就職した『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)https://www.amazon.co.jp/dp/4781616550

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