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【ベストセラー健康法】老化原因物質「AGE」防ぐ日頃の工夫 『老けない人は何が違うのか』 (1/3ページ)

 人生100年時代と言われるが、「元気でなければ、長生きしても仕方ない」と考える人も少なくない。では、健康長寿を手に入れるために、どうすればいいのか。その秘密は、老化の原因物質「AGE」にあった。

 「老化は、誰にとっても避けては通れないものです。しかし、日頃のちょっとした工夫で、取るに足らないものにすることもできます。今からでも決して遅くはありません。健康情報が氾濫する中、科学的根拠に基づいた、より実践しやすい抗老化対策を立ててほしいです」

 そう話すのは、『老けない人は何が違うのか』(合同出版)の著者で、昭和大学医学部教授の山岸昌一医師。

 AGEとは、タンパク質の糖化反応によってつくられる生成物で、「終末糖化産物」とも呼ばれる老化物質のこと。体の中で作られるものと、食品など、体外から取り込まれるものとの2種があり、食品中に含まれるAGEのうち7%が体内に取り込まれている。

 あらゆる老年病のリスクを高めるAGEは、いわば体の「焦げ」。焼き魚やトーストの焦げ目が削り取らない限り消えないのと同様に、いったんAGEに変質すると元に戻らない。しかも、AGEは体内のあらゆる細胞、臓器で作られ、長い年月をかけて蓄積され、しわやシミ、動脈硬化に白内障、がん、アルツハイマー病など、さまざまな形で悪影響を及ぼす。

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