記事詳細

【S列車で行こう シルバーマル“得”ぶらり歩き】2人の縁結ぶ「紀功碑」 心待ちにしていた「渋沢栄一と高島秋帆」展 (1/2ページ)

 東京都では1日から緊急事態宣言が延長されているが、博物館などは開くことになった。近場ではあるが、心待ちにしていた展示が板橋区立郷土資料館で見られることになったので、さっそく行ってみた。題して「連携協定記念展 渋沢栄一 高島秋帆」(入場無料、20日まで)=写真(1)。4月からの展示だったが、緊急事態宣言で資料館が休館していたので、ようやく見られることになりうれしい。

 シルバーパスで自宅近くの高島平から都営三田線で2つ目の終点、西高島平で降りる。首都高の下を10分ほど歩くと赤塚溜池公園に着く。その一画に資料館がある。

 高島秋帆は幕末の砲術家で、当地で大規模な砲術演習を行ったことから高島平の地名の元となった。その秋帆と渋沢栄一にどんな関係があるのか。大河ドラマファンとしては興味津々だ。確かにドラマが始まった頃、栄一の生家があった岡部藩に罪人として流されてきた秋帆と幼い栄一が絡むシーンがあった。

 とはいえ、展示を見る限り2人に直接の接点があったわけではないようだ。秋帆の高島平での足跡と栄一が板橋に残した養育院について詳しく知ることができた。当欄で前に紹介した演習場近くの寺・松月院に建立された「高島秋帆先生紀功碑」=同(2)=の建設に賛同した栄一が寄付したという縁はあるという。

関連ニュース