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【カワノアユミ 底辺キャバ嬢の盛り場より愛を込めて】タイ、カンボジア、ベトナム…物価が安い国での食生活

 国内外のキャバクラで働いたライターのカワノアユミが夜の盛り場よりお送りする本連載。今回は、「アジアキャバ嬢の金銭事情(後編)」をお届けする。

 寮費が高い香港やシンガポールでは客に食事を連れて行ってもらうのが当たり前だったが、寮費無料、物価が安いタイ、カンボジア、ベトナムではどうか。

 まずはタイ。屋台で買えば食費を浮かすこともできるがタイ料理は飽きる。2週間で飽きて日系居酒屋に行くも料金は3000円程度ともはやぜいたくだ。居酒屋は同伴で客に連れて行ってもらうことにした。自腹で行くのなら個人的には韓国料理屋がお気に入りだ。バンコクにはコリアンタウンがあって、1000円も出せば満腹に。サムギョプサルが好きで何度も通った。

 カンボジアは店と寮が同じ建物にあったので外出することがめったになかった。プノンペンは渋滞が多く雨が降ると道路が水没する。夜は治安が悪く夜間外出禁止で客とのアフターも寮まで送ってもらう。夕飯は近くの日本食屋から賄いの弁当が毎日届けられた。日用品は店前にあるスーパーで買うのだがタバコは1・3米ドルと激安で給料はどんどんたまっていった。

 ベトナムでは、ベトナム料理ばかり食べていたので食費は安かった。味付けが薄いので日本人の口に合うのだろう。特に麺料理は150円ほどで、毎日のように食べていた。ビールやタバコも50~100円で治安も良く住みやすいがハノイは本当に何もない…。午後10時には多くの店が閉まるため、若者はクラブで笑気ガス入り風船(※現在は娯楽目的での使用は禁止)を吸う以外娯楽がない。だからこそ、深夜まで営業している日本人ガールズバーが繁盛していたのだろう。

 ■カワノアユミ 20代を歌舞伎町と海外夜遊びで過ごす元底辺キャバ嬢。現在は国内外の夜の街を取材。著書に、アジア5カ国の日本人キャバクラで9カ月間潜入就職した『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)https://www.amazon.co.jp/dp/4781616550

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