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【大崎裕史 麺喰いにつき】スープに浮く「揚げネギ」が特徴のラーメン 2度の消費税増税耐え価格維持 (1/2ページ)

 ラーメン界では「96年組」という言葉がある。1996年に創業し、後に影響を及ぼした3つのレジェンド店「麺屋武蔵」「中華そば青葉」「くじら軒」をそう呼んでいる。しかし、同じ96年に創業した名店がまだある。「ちゃぶ屋」(新三河島)だ。護国寺に移転し(2001年)、MIST(06年2月表参道ヒルズに出店)を立ち上げ、多くの弟子たちを輩出した。

 都内では、はな火屋(新宿)、たいせい(亀有)、マタドール(北千住)、麺屋 Hulu-lu(池袋)、鳴龍(大塚)、Noodle Stand Tokyo(原宿)など。地方では一粒庵(札幌)、多むら(能代市)、さんくるげ(田村市)、味六屋・呉田(共にさいたま市)、地球の中華そば(横浜市)、鷹恋(富士市)、たんぼ(御坊市)、ぐっぴー(富山市)、とそうそうたるメンバーだ。

 そんな中で1番古い「はな火屋」に久しぶりに行ってきた。96年創業の「ちゃぶ屋」だが「はな火屋」は99年創業と意外と早い。しかも自分の味で独立する店が少なくないが、ここは今も「ちゃぶ屋」の創業時に近い味をそんなに値上げもせずに提供し続けている。新宿で1杯700円はスゴいことだ。01年のラーメン本を見ると700円なので2度の消費税増税にも関わらず、20年間値上げしていないことになる。

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