記事詳細

【ドクター和のニッポン臨終図巻】ギタリスト・寺内タケシさん 挑戦の大切さ伝え続けた (1/2ページ)

 小林亜星さんに続いて、また音楽の巨星墜つ……この人がベートーベンの「運命」をアレンジしてエレキで演奏された『レッツ・ゴー「運命」』が今、僕の頭で鳴り響いています。

 エレキの神様として知られ、世界三大ギタリストとも称えられた寺内タケシさんが6月18日に横浜市内の病院で亡くなりました。享年82。死因は、器質化肺炎との発表です。

 寺内さんは、今年2月に誤嚥性肺炎で入院しましたが、順調に回復されて、6月末には退院が決まっていました。しかし残念ながら急変されたそうです。

 誤嚥性肺炎で入院したのに、死因は器質化肺炎? 聞きなれない病名に首を傾げた人も多いかもしれません。

 わが国では、年間およそ10万人が肺炎で亡くなっています。一言で肺炎といっても、その原因や症状によって、多くの種類に分類されています。食べ物や唾液などが誤って気道内に入り炎症が起きることで発症する誤嚥性肺炎も「肺炎」の一つですが、2017年より厚生労働省の「死因別死亡数の割合」では、肺炎とは別項目として扱っています。それは、高齢化に伴い、あまりにも誤嚥性肺炎が増えているから。

関連ニュース