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【大崎裕史 麺喰いにつき】受け継いでほしい「無邪気」の精神 ラーメン激戦区・自由が丘の2店 (1/2ページ)

 自由が丘といえば「無邪気」(北口と南口)が知られている。「無邪気」以外にも株式会社ムジャキフーズ関連のお店が多く、いわば「ムジャキな街」だった。そんな自由が丘のラーメン事情が変わりつつある。まずは北口の「無邪気」が26年の歴史に幕を下ろし、3月に閉店。頻繁に、というほどではないが、自由が丘で飲んだ後に何度も食べたことがある。そんなお店が閉店するのは寂しいものだ。

 その場所に新たに「麺うらた」というお店が6月21日にオープン。前評判もなかなかいいし、外観やラーメンの見た目が実においしそう。もう一軒の新店がオープンするのを待って、連食予定で訪問してきた。

 基本メニューが「塩SOBA」730円と値段的にも頑張っている。特製が+470円と他店と比べるといい値段だったので逆に気になって食べようかと迷ったが基本メニューにした。そして外観とかラーメンの見た目よりも一番重要な味だが、これがなかなかいけるのだ。厨房(ちゅうぼう)に男性が2人、客席側をちゃきちゃきおばさんが担当。

 しかし、このおばさん、タダモノではない。ものすごく慣れている。そしてよくしゃべる。いろいろと気も利く。普段なら、聞きたいことは店主(店長)にタイミングを見て聞くのだが、今回はこのおばさんに聞いても良さそうだ。

 私「おいしかったです!ここは元・無邪気でしたよね?」

 店「そうよ~。今も無邪気だけどね~」

 さすが気が利いている。聞きたいことを瞬時に答えてくれた(笑)。

 帰社して改めて調べてみるとムジャキのトラスト方式(業務委託)で独立を果たしたようだ。ムジャキだからとか個人店だからとか、一般の人にはあまり関係ないので要はおいしいかどうか、地元の人に愛されるかどうか。実際、「無邪気」は26年間、愛されていたわけだし。今回も長く続いてほしい。

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