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顔色の変化でわかる大病のサイン 肝臓疾患、心筋梗塞、がんの疑いも (1/2ページ)

 体調の異変には気づいても、意外と見過ごしがちなのが「顔」に現われる変化だ。「疲れているから」「睡眠不足だから」と放置していたら、思わぬ大病のサインだったということもある。マスク生活が当たり前になった今、毎日鏡を見つめ早期に予兆を発見したい。

 「会社で同僚から“最近、顔色が悪くなったのでは?”と言われることが続いたので、約1年ぶりに健診を受けると肝機能の数値が思ったより悪化していた。以前から脂肪肝を指摘されており、医師からは『このままだと肝硬変になる』と言われ、生活習慣を改めるようになりました」

 都内に勤める50代の男性会社員はそう語る。自分自身も、毎日顔を合わせている妻も、顔色の変化には気づいておらず、この男性は「コロナで出社が週1回になっていたから、同僚は変化を感じられたのかもしれない」と振り返る。

 毎日見ている自分の顔の“異変”に気づくのは思いのほか難しい。だが、顔の色ツヤ、状態から“大病の予兆”が分かることがあるので、注意深く観察することが重要だ。

 『病気は顔に書いてある!』などの著書があるイシハラクリニック院長の石原結實医師が解説する。

 「顔には大量の血管が集まり、大量の血液が流れています。漢方医学に『万病一元、血液の汚れから生ず』という言葉があるように、顔から血液の状態、さらには病気のサインが読み取れることは少なくありません。

 例えば健康な顔色は『薄い紅色』ですが、これが『赤ら顔』になった時は漢方医学で言う“お(やまいだれに「於」)血(おけつ)”の状態。つまり血液中に老廃物やコレステロール、中性脂肪などの余剰物が増え、血液が淀んで汚れた状態であると推測できます。

NEWSポストセブン

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