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【大崎裕史 麺喰いにつき】基本は醤油味だが塩が新鮮 東京・築地に岡山ご当地店「笠岡らーめんTAKETONBO」 (1/2ページ)

  築地駅周辺はそんなにラーメン店が多いわけではない。そんな場所に今月5日にオープンしたのが「笠岡らーめんTAKETONBO(たけとんぼ)」。岡山県笠岡市のご当地ラーメン。店内には笠岡商工会議所の「笠岡ラーメン」(地域団体商標)使用許可書が飾ってある。地元公認のようだ。

 メニューは基本的に「笠岡らーめん」一本で醤油味と塩味から選択できる。他にトッピング(味玉、鶏肉、九条ネギなど)と餃子、ライスなど、メニューはシンプル構成。店頭も「笠岡らーめん」がど~んと目立っており、むしろ「TAKETONBO」という店名は探すのに苦労するくらい控えめ。

 笠岡ラーメン(商標はカタカナでこの店で使用する単語はひらがな)の特徴は老鶏の鶏ガラ清湯醤油味。トッピングにかしわチャーシューと呼ばれる噛み応えのある鶏肉がのる。これは昔、笠岡市では養鶏業が盛んだったことから広まっていき、「ご当地ラーメン」に発展していった。

 2010年、新横浜ラーメン博物館に地元の老舗「中華そば 坂本」が約1年間の期間限定で出店。東京ラーメンショーには13年、18年の2回出店したのでラーメンマニアには知られていると思うが一般的にはまだまだであろう。

 こちらの「笠岡らーめん」は老鶏ベースに魚介を加えた清湯醤油。鶏油がしっかり効いて「東京風」というかやや万人受けにアレンジした感じで実にわかりやすく、そしておいしく仕上げている。トッピングは九条ネギ(毎朝京都から直送)、メンマ、親鶏の煮鶏、鶏ムネ肉(岡山県産森林どりの低温調理)。地元では親鶏の代わりに豚チャーシューがのることはあるが、鶏ムネ肉と両方のっているのは珍しい。

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