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【S列車で行こう シルバーマル“得”ぶらり歩き】目を引く中世の拷問器具 「阿久悠記念館」併設の「明治大学博物館」

 3カ月に一度、東京都千代田区神田駿河台にあるクリニックに薬をもらいに通っている。都内のコロナ感染者が再び1000人超えに迫り緊急事態宣言がまた発出されるというので、予定を1週間早めてクリニックに出かけた。

 実はクリニックのすぐそばにある明治大学博物館を見学したかったからだ。これまでもクリニックの診察を終えた後に訪れようとしたが、コロナ禍で閉じていることが多かった。再び緊急事態となればまた閉じるのではないかと思い、出かけることにした。

 クリニックの診察は30分ほどで終わったので、さっそく明治大学アカデミーコモン地下の博物館へ=写真(1)。伝統工芸品などを展示する「商品」、法と刑罰を考える「刑事」、60年にわたる考古学研究の成果を展示する「考古」の3部門2000点を常設展示している。

 中でも目を引くのは「刑事」で展示されている中世の拷問器具「鉄の処女」やギロチンの復元資料だ。まがまがしい雰囲気。また江戸時代の十手や手錠なども珍しい。

 同じフロアに「阿久悠記念館」=同(2)=があるのでこちらにも立ち寄ってみた。明治大学文学部出身の作詞家・作家、阿久悠さん直筆の原稿が展示されているのだが、そのまま印刷してもいいほど美しい原稿である。人柄が見て取れるようだった。書斎を再現したコーナーもあった。

 それぞれの展示物に大いに満足して外に出た。駿河台下の神保町駅からシルバーパスで都営三田線に乗って帰宅した。 (いくちゃん)

 【明治大学博物館】 東京都千代田区神田駿河台1の1アカデミーコモン地階。常設展・阿久悠記念館は入場無料。開館時間や休館日はHP参照。

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