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【青島美幸のスーダラクッキング】ランチにちょうどいい ミニサイズの「新芋」

 青島美幸です。今回の一品は「新芋」。手の指を3本重ねた程の大きさのサツマイモです。

 「ミニサイズなので、ランチにはちょうどよかんべな」

 早速よく洗って電子レンジで蒸かしたら写真のようになりました。

 サツマイモならバターが定番ですが、今回はお塩だけにするつもり。

 ところが、すぐそばにもうなくなりそうなハーブ入りのお塩があったのでそれを使い切ってしまうことに。

 ハーブの香りが強くて「こりゃ失敗したか」と思いきや、食べたらおいしい一品となりました。さて、話は昨日私が電車に乗った時のこと。

 電車がゆっくりと定位置に止まる頃から車内を覗き見ていると、車内からじっと私を見つめるご夫人がいるのです。

 「え? あたし?」後ろを見ても乗るのは私だけ。

 ご婦人は私から視線を外すことなく、なおもジ~っと見ているので

 「えーと、どなたさんでしたっけ?」

 私は4つの頃から人に見られていたので慣れっこではありますが、その人が私を知っているわけがないのです。だってキラキラしたビーズを散りばめたサリーをまとって鼻と耳にピアスを光らせたインドの美しいご婦人なんだもの。

 私は彼女と離れた席を選んで座りましたが、なんとッ、私の対面した席に同じくサリーを着た美しい少女が2人。

 「えッ、親子なの? 家族なの? 姉妹なの?」

 彼女たちも私を見てはお互いに肘で小突き合いながら耳打ちしたりしているのです。

 もしかして私の洋服のセンスが悪いのかしら? リュックサックが派手過ぎたかしら? この時期に長袖を着てモーフを持っていることが不思議だったのかしら。

 彼女たちの視線を追うとその先にあったのは私の頭。

 「エッあたま?」

 地下を走る車窓に映し出された私を見て私もびっくり。

 急いで出てきてしまった私の頭には3本のヘアピン。てっぺんに一箇所、両サイドに一箇所ずつ。1本の髪の毛も容赦なくきっちきちのひっつめにして顔丸出し。

 こ、これかぁ。でもちょっと待って、これってそんなに変?

 ■材料

 新芋(さつまいも) 1袋

 塩 少々

 作り方 

(1)新芋を丁寧に洗います

(2)お塩をさらっと振りかけます

(3)電子レンジや蒸し器で蒸かします

(4)電子レンジ600ワットで5分ほど蒸かしたら出来上がり

 レモンをかけてもおいしいですが、クリームチーズやマスカルポーネなどを添えると、更においしいですよね。

 ■青島美幸(あおしま・みゆき) 作家。1959年生まれ。『青島家の食卓』(グラフ社)ほか著書多数。放送作家、講演、タレント活動など幅広い。父は参院議員、都知事を歴任、「スーダラ節」など数々の作詞を手がけた直木賞作家の青島幸男氏

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