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【ここまで進んだ最新治療】コムクロシャンプー、すべての頭皮の皮膚炎に適応 1日15分で副作用起こりにくく (1/2ページ)

 これまで「頭部の乾癬(かんせん)」という皮膚病のみが適応症だったステロイド(副腎皮質ホルモン)配合の医薬品シャンプーが、今年2月に新たに「頭部の湿疹・皮膚炎」に対しても適応の追加になった。

 ステロイド外用剤(塗り薬)には、主に「軟膏」「クリーム」「ローション」といったタイプがある。しかし、患部が頭皮だと毛髪があるので塗りにくかったり、ベタついたりして使用感が悪いのが難点だった。そこで頭部に皮疹が出やすい乾癬の治療薬として、2017年7月にステロイド・シャンプー(商品名・コムクロシャンプー)が発売された。

 新たに適応になった「頭部の湿疹・皮膚炎」には、どのような疾患が含まれるのか。東京逓信病院・皮膚科の三井浩部長が説明する。

 「湿疹と皮膚炎は同じ意味なので、頭皮に現れたあらゆる炎症に対してコムクロシャンプーが使えるようになったわけです。具体的には、フケ症の原因となる『脂漏性皮膚炎』、『アトピー性皮膚炎』、頭皮に原因物質が直接触れることで起こる『接触皮膚炎(かぶれ)』などがあげられます」

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