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【松浦達也 肉道場入門!】絶品必食編 あれば即買い!ドイツ式「生ソーセージ」 (1/2ページ)

 ちょっといい店に出会うと「ああ、近所にあったらいいのに」と思ってしまうことがある。特に自家製のハムやベーコンなどの加工肉を扱っている店ならなおさらだ。

 だって、朝食がパン食の家庭ならば、それだけで一日三食のうちの一食が劇的においしくなる。人生の幸福度が33%上がるのだ。しかも切ったり焼いたりするだけで!

 なかでも、ドイツ式の「生ソーセージ」を置いてある店に巡り合うと思わず欣喜雀躍としてしまう。

 初めて食べたのは、長野の「シュタンベルク」の「チューリンガー・ブラート・ブルスト」だった。

 「ブラート」は「焼き」、「ブルスト」は「ソーセージ」の意味である。州ごとに名物ソーセージのあるドイツ・チューリンゲン州の名物ソーセージだ。長野五輪ではドイツ選手団も舌鼓を打ったという銘品である。

 挽きたての豚肉に、塩と少しのスパイス&ハーブを効かせて、低温で練り上げる。その肉餡を羊腸に詰め、鉄板で焼き上げるのだ。

 家庭なら、中弱火にかけたフライパンに置き、フタをせず、いじらずにそのまま数分加熱する。ジリジリという音が、だんだんジュワーッという音に変わり、接地面には香ばしそうな色合いの真一文字の焼き目が出現する。

 あとは裏返して、同じように数分待ち、いい一文字がつくのを待てばいい。

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