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深刻な膝の痛みに悩む人に朗報、話題の膝軟骨再生医療 BTRアーツ銀座クリニック・市橋正光院長に聞く (1/3ページ)

 超高齢社会ニッポンでは加齢とともにひどくなる膝の痛みに悩む人は少なくない。BTRアーツ銀座クリニックでは、2017年から幹細胞を使用した膝軟骨再生医療を開始、多くの患者が痛みから解放されている。その喜びの声とともに、いま注目の幹細胞再生医療について、市橋正光院長に聞く。

 同クリニックでは、変形性膝関節症患者に幹細胞による再生医療を行っている。これは患者自身の皮下脂肪組織から分離した幹細胞を院内の専用施設で3週間かけ培養増殖し、大量の幹細胞を膝関節内に注射し、自分の幹細胞で膝軟骨を再生させるという画期的な治療。この治療について、市橋正光院長はこう説明する。

 「幹細胞の特徴はいろいろな細胞に分化できることですが、加齢とともにその数は減ってしまいます。そこで、幹細胞を体外で増やしてから膝へ注入することで膝軟骨が再生して痛みが軽減することが期待できます。と同時に、幹細胞からは既存の軟骨細胞などを活性化する因子も多数放出されます。幹細胞が軟骨細胞となるうえに既存の組織を活性化させることで早期に治療効果が現れると考えています」

 同クリニックで治療した患者の喜びの声を紹介しよう。60代女性で6年前に変形性膝関節症を発症、1年前からヒアルロン酸、ステロイド注射を2週間に1度打っていたが、効果を感じられないまま症状が悪化。人工関節置換手術をすすめられたが、自宅を長期間空けられないため同クリニックを受診した。

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