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【薬ものがたり】軽い熱中症の対処薬 サマレスゼリー(クラシエ薬品)

 熱中症になりやすい季節には、水分補給を心掛けていても、めまいや立ちくらみなどに襲われることがある。中でも、軽い熱中症の対処薬として注目されているのが「サマレスゼリー」(第2類医薬品)。チクヨウやセッコウ、ニンジンなど7種類の生薬から成る「竹葉石膏湯(ちくようせっこうとう)」という漢方処方で、水なしで飲めるゼリータイプというのが特長である。

 「竹葉石膏湯は、体にこもった余分な熱を下げる働きがあります。また、熱によって失われた潤いを補い、軽い熱中症や口の乾きなどの症状を改善する作用があります」(クラシエ薬品)」

 近年、熱中症は自宅でも起こしやすいといわれる。しかも、高齢者は軽い熱中症状態から一気に悪化する傾向がある。そんな状況を防ぐため、水なしでもいつでも飲める「サマレスゼリー」を開発したという。軽い熱中症の効能を持つ竹葉石膏湯のゼリー剤は、市場では類を見ないそうだ。

 「熱中症は、やかんが沸騰しすぎた状態と同じで、カラ炊きになると体が壊れてしまいます。そうなる前に、サッと服用できる『サマレスゼリー』をご活用いただければと思います」(同)

 ちなみに、スティックタイプの梱包(こんぽう)のため、自宅でも外出先にも、ポケットに入れて備えている人が増えているという。「『サマレスゼリー』の名称は熱をさますことに由来します。いつでもどこでも対処できる薬です」と担当者。残暑から身を守ろう!

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