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【大崎裕史 麺喰いにつき】「二郎系」の「富士丸」ルーツ 60円「野菜増し」は見事な山盛り (1/2ページ)

 行きたいのに場所やら営業時間やタイミングなどでなかなか行けないお店がある。私にとってはそれがここ「自家製麺 No11」(東京都板橋区)だった。「ラーメン二郎系」の「富士丸」出身で2019年7月11日にオープン。どの駅からもそこそこあり、そんな場所に決めたのは、20年以上前に友人が亡くなった場所の近くだったから。事故った高速の上からその友人が見守ってくれるんじゃないかと(いい話だ)。

 そして、店名の「11」は店主にとっての運命的な数字でそれを名付けた。その友人のなくなった日、そして奥さんの誕生日、サッカーをやっていたときの背番号などいろいろ。もちろんオープン日も11日。店主は明るい性格で、多くの店主と親交がある。「営業中」を示す看板(板)は“笑顔中”となっているが書いてくれたのは、「スタミナ満点らーめん すず鬼」を始めとする人気店をいくつも立ち上げた店主。意外な人脈だ。2周年のイベントでは前日21時過ぎから並び始め、午前6時には20人以上が並んだとか。それほどの人気店。

 私はといえば、開店してすぐに行きたいリストに入れていたが、夜のみ営業(土日は昼もやっていた)だったのでなかなかタイミングが合わず、気が付けば丸2年がたっていた。コロナ禍で営業時間が変更になり、今は昼営業にシフト。これはチャンス、と狙っていたのである。行列のできる人気店なので暑い日なら並びも少ないのでは? と真夏日の11時過ぎに行ってみる。会社によっては夏季休暇も始まったタイミングでもあり、イチかバチかではあったが待ちは1人だけ。ラッキー!

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