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【本当は怖い「むくみ」の原因と対策】「体重むくみダイアリー」で病気発見 高塩分食や飲酒量も記載できればベター (1/2ページ)

 コロナ自粛で、体重が増えた人も多いだろう。5~6キロ増えれば、ウエスト周りだけでなく、頬(ほお)がふくらみ、手首や足首も太くなることがある。それが皮下脂肪か、むくみなのか素人には判断が難しい。むくみには腎臓や肝臓などの病気が関わることがあり、病的なむくみは気づかないうちに徐々に進行することが多い。病気のサインとして活用するには、どうすればよいのか。

 「病的なむくみには体重増加が関わることが多いので、『体重むくみダイアリー』をご自身で作っていただくと、病的なむくみにも気づきやすいと思います」

 こうアドバイスするのは、東京医科大学病院腎臓内科主任教授の菅野義彦副院長。腎臓病や高血圧の診断・治療・研究を数多く手掛け、さまざまなむくみの病態に詳しい。

 「ご自身の健康管理で体重測定をされている方は多いと思います。日々の体重を記録すると同時に、むくみの有無も記載するだけです。特に、腎機能や肝機能が低下傾向にある方、心臓に持病を抱えている方などは、健康管理の一環として活用してほしいと思います」

 朝起きたときに体重測定をしてノートやスマートフォンなどに記録する。そのときにむくみが生じていれば、脚、顔、手など、むくみの状態も記入。翌日も同様に記録を繰り返す。むくみがいつ治ったか、むくみの原因となる高塩分食や飲酒量なども記載できればベター。

 「飲食に関わらずむくみが生じる、あるいは、食生活に変わりはないのに、毎日、体重が増えるようならば、誰もが異変に気づくでしょう。『体重むくみダイアリー』を持参して医療機関を受診することで、医師も診断材料として活用できます」

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