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【週末、山へ行こう】これから始めるには、まず何を揃えればよいか 靴で変わる登山の快適さ (1/2ページ)

 天気が安定し、気温も下がってしのぎやすい気候になる秋は、登山を始めるのに適したシーズンだ。これから登山を始めようと思った時に気になるのが「登山専用のウエアや装備を最初から揃える必要があるか?」。私が講師を務めるハイキング講座でもよく聞かれる質問だ。

 正直なところ、登山用品は決して安価ではない。好きになるか分からないもののために大枚をはたくのは躊躇(ちゅうちょ)するだろう。また、登山初心者にとって登山用品店は「登山のプロが通う店」のようなイメージがあって、買い物をするには敷居が高い。

 短時間の低山ハイキングや自然散策は、汚れてもいい動きやすい服、履き慣れた歩きやすい靴で始められる。荷物は街歩き用のデイパックに入れて歩けばいい。とはいえ、登山で使うことを目的に作られた登山専用のアイテムが快適であることは間違いない。とりあえず手持ちのもので行ってみて、楽しければ何度か歩いてみて、必要だと思ったものを買い足していく、でよいと思っている。

 登山が好きになり、趣味にしたいと思い始めたら、まず揃えたいアイテムは登山靴だと思う。靴で登山の快適さは大きく変わる。登山用の靴は滑りにくい材質、地面をしっかりとらえるブロックパターンなどを備え、でこぼこした土の道や岩、木の根などの上を歩くのに適した靴底が大きな特徴だ。

 以前、登山が初めてという方を高尾山に案内した。スニーカーで、少し傾斜のある下りをおっかなびっくり歩いて大変そうだった。しばらくしてその方と丹沢の鍋割山を歩いたとき、買ったばかりという登山靴を履いていたが、雨上がりで濡れた岩や木の根をものともせずに歩いていて、驚いた。

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