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【大崎裕史 麺喰いにつき】王道の「中華そば」と“究極の接客業” グルメサイトで4年連続表彰 (1/2ページ)

 2001年頃だったと思うが神奈川県の本厚木にいるときに「大崎さん、ブラジル行きますか?」と突然地元の人に言われ、「はぁ? 地球の裏側ですよ?」と驚かされた記憶がある。それで連れてこられたのがこちら。1954年、「喫茶ブラジル」をオープン。翌年移転し「食堂ブラジル」にリニューアル。現在の3代目店主が01年11月に改装し、02年「麺や食堂」に店名変更、ラーメン主体の店になった。なにせ遠いのでそれ以来20年ぶりの訪問となった。

 最近ではグルメサイトで4年連続表彰されていたり、ラーメン検索サイトでも高得点維持。何かが変わったのだろうか? と店前に行ってみると外待ち1人。その後に並んでいると出てくるお客さんと一緒に女性スタッフも出てきて、角を曲がるまで直角お辞儀をしている。店内に入ると何という活気! 満席でスタッフの掛け声がスゴい。見事な接客。まずはそこに圧倒された。

 あとでネットを探ってみるとこんな事が書かれてある。運営会社は「SANTA CALA(さんたから)」で『出会いを宝に。笑顔を宝に。感謝を宝に。』が経営理念。「おもてなしの心を器にのせて、お客さまの喜びに感謝」を合言葉にしているらしい。それを実践していたのだ。また社長の言葉がカッコいい。「私は、お客さまがなぜ来てくださったかより、どう帰っていただくかを大切にしています」

 三代目で店を受け継いだ後、順風満帆に伸びてきたわけではない。いろんな苦労や変遷が店を伸ばしてきた。ラーメンの鬼・佐野実さんの「支那そばや」の味に感動したり、他のラーメン店を食べ歩きをして味も少しずつ変えてきたようだ。また東日本大震災を経験し、経営者としての考え方も変わってきたという。そしてたどりついたのが、“町の味”と“究極の接客業”とのこと。

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