記事詳細

変形性膝関節症、つらい膝の痛みが再生医療で改善! BTRアーツ銀座クリニック・市橋正光院長に聞く (1/2ページ)

 BTRアーツ銀座クリニックでは、2017年に変形性膝関節症治療の許可を得て現在までに数多くの治療を行い、多くの方がつらい膝の痛みから解放され歩行も楽になったという。長く続くコロナ禍のいま薬物療法、外科療法に次ぐ第三の治療として注目を集める幹細胞を用いた再生医療について市橋正光院長=顔写真=に聞いた。

 近年注目を集める再生医療だが、BTRアーツ銀座クリニックが変形性膝関節症で行う幹細胞治療もその効果が期待されている。幹細胞治療で膝の痛みが改善するメカニズムを市橋院長はこう説明する。

 「患者さん自身の皮下脂肪組織から分離した幹細胞を培養し膝関節内に注射することにより、損傷を受けた軟骨を再生すると期待されますが、それだけではなく周囲の細胞に働きかけて組織の活性化を促すので、炎症が抑えられ痛みが取り除かれることがわかっています」

 患者の症状が改善したことを評価する方法として、市橋院長は<TUG歩行テスト>に注目する。

 イスから立ち上がり歩いて3メートル先でUターンして戻る運動で、【通常歩行の所要時間】と【早歩きでの所要時間】の2パターンを治療前と幹細胞の投与後に計測するテスト法だ。

 実際の症例を見てみよう。6年ほど前に変形性膝関節症を発症した60代女性の場合である。1年前からヒアルロン酸、ステロイド注射を2週間に1度打っていたが、効果を感じられず症状が悪化してきたので同院の再生医療を受けた。

 【通常歩行時】治療前が13・88秒に対し、治療後4カ月では8・50秒だった。

関連ニュース