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【大崎裕史 麺喰いにつき】「特製にぼり」と「6種のスープ」のラーメン 煮干し好きにはたまらない新店 (1/2ページ)

 首都圏でブームのように増えている「煮干しラーメン」の新店を2軒紹介。まずは今年6月オープンの「煮干しらーめん 田中にぼる」(武蔵新城)。店主は煮干しの名店「煮干鰮らーめん 圓」(八王子)で5年修業。たっぷり「煮干しらーめん」のDNAを受け継いで独立、と言ってもいい。醤油味と塩味があるがフェンネル(ハーブ)を練り込んだという自家製煮干バター入りの「煮干し塩」を注文。

 煮干し自体は軽く効かせた清湯塩スープ。レンゲで一口飲むと、「あぁ~おいし~」とため息が出るほど。イキすぎない感じがとてもいい。バターが溶けたところを飲んでみても味変で楽しめる。麺は自家製でストレート中太。修業先に似た感じ。

 このままフィニッシュしても十分おいしく、満足できるのだが、お店の面白いサービスがあり、それを試してみた。『特製にぼり』という煮干しペースト。無料で途中から加えるとグッと煮干し度合いが高まるアイテム。10段階で頼むことができ、下から3番目で注文。すると思った以上のペーストが追加され、全部混ぜて食べるといわゆる“ゴクニボ”(超濃厚煮干)状態。

 これは他ではあまりやってないし、楽しい。九十九里浜の個人契約漁師さんから無添加煮干しを仕入れているらしく、お客さんが少ないときであればその味見もできるらしい。

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